別府市100周年記念事業として「令和6年度別府市技能者表彰式」を22日午後1時30分、別府市役所1階レセプションホールで実施した。
優れた技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能村長の気風を浸透させ、もって技能者の地位の向上および産業の発展に寄与することが目的。
表彰式では、長野恭紘別府市長が技能功労賞7人のうち出席した6人に直接授与した。
長野市長が「表彰の栄誉に輝かれた皆さまは一人ひとりが、長年培ってきた技能と豊かな経験こそが、それぞれの業界の発展、ひいては別府市の産業振興の原動力となります。受賞後の更なる自己研鑽によって別府市の明るい未来を見据え、技術力、ノウハウという貴重な資源を次の世代に継承し、人材の育成、産業の振興に一層ご尽力をお願いします」とあいさつし、来賓の日名子敦子別府市議会副議長(議長代理)と倉原浩志別府商工会議所専務理事(会頭代理)がそれぞれ祝辞を述べた。
受賞者を代表して永野紘之さん(80)が「授賞にあたり、市長を初め来賓の皆さまから、身に余るお祝いとお言葉をいただき、受賞者一同、感激しています。私たちはそれぞれの分野で永年にわたり、技能を磨き、微力ながら別府市の産業の発展、振興に尽力して参りましたが、この受賞を励みに更なる技能の向上と産業の発展、技術の継承に力を尽くして参りたいと決意を新たにしました」と謝辞を述べた。
最後に、記念写真を撮影した。
受賞者は、次のとおり。(順不同、敬称略、かっこ内は職種)
永野紘之(家電製品販売修理業)、首藤幸吉(同)、安森勝也(電気工事業・管工事業)、井村浩之(電気工事業)、八坂幸治(同)、安部昇一(鉄筋工)、佐々木貴史(調理師)