

大分県警察と陸上自衛隊第41普通科連隊は、治安出動を想定した合同実働訓練を6日午後1時、別府駐屯地で実施した。訓練は、令和5年度以来2年ぶり、10回目。
一緒に訓練をすることで密接な連携の具体化を図るとともに、相互の能力や役割理解及び共同対処能力の向上を図り、態勢の構築が目的。警察官と自衛官約60人が参加した。
訓練開始式で、佐藤成浩陸自41普通科連隊副連隊長が「訓練は、実効力を高める上で重要なものです。連携が不可欠。安全管理の徹底を行ってほしい」。正岡良彦県警本部警備運用課次席兼警衛警護室長兼警衛警護官が「国内治安のためには、自衛隊との連携は不可欠。1つ1つの行程をていねいに確認しながら訓練をしてほしい」とそれぞれあいさつ。
自衛隊の車がパトカーに先導されながら走行する、緊急部隊輸送訓練が公開された。
また、共同検問訓練、共同調整所運営訓練も実施した。