
川澄、熊谷、有吉各選手(左から)
女子プロサッカー選手「なでしこジャパン」の熊谷紗希選手(ロンドン・シティ・ライオネス)、代表経験のある川澄奈穂美選手(アルビレックス新潟)、有吉佐織選手(同)、が17日午前10時、国立病院機構西別府病院を訪れて、入院患者と触れ合った。
川澄さんらは毎年、西別府病院の松田貴雄スポーツ医学センター長の下でメディカルチェックを行っており、病院が入院患者らに元気を与えてもらいたいと企画したもの。
職員手作りの動物たちが展示されたホールで3人は入院患者らと一緒にオブジェを見たり、写真を撮ったりして交流。川澄選手が「いつか、大分で試合がしたい。その時は応援に来てくれますか」と尋ねると、患者さんはすぐさま「行きます!」と元気に答えた。
川澄選手は「別府は温泉もあって、大好き。温かい人ばかり。こんなに歓迎してもらえて、うれしい」。熊谷選手は「いつもオフに別府に癒してもらて、海外に戻ってプレーしています。大分に感謝しています」。有吉選手は「温泉と美味しい食べ物と皆さんに会えて、パワーをもらいました。また1年、頑張ろうと思えました」とそれぞれ話した。
その後、病棟を回って皆と写真を撮るなどした。みんな笑顔で選手を出迎えた。