
㈱平野工務店(堺信一郎代表取締役)の令和7年度第24回安全大会が18日午後2時、ホテルサンバリーアネックスで開催された。118社約150人が出席した。
令和7年度安全衛生協力会の役員らが紹介された。協力会長の高﨑保典高﨑建材㈱代表取締役が「建設業の抱える問題として求人問題、職人さん不足、住宅着工の減少など山積み。こういった問題を平野工務店をはじめ、協力会社がコミュニケーションをとり情報共有し、よい方向に向かうことが出来る協力会でありたいと思っています」とあいさつ。
堺代表取締役は「安全の原点に立ち返り、安全意識を高め、災害ゼロに取り組む機会になればと思っています。平野工務店の現場でも多様な人材が働いています。それぞれの立場に即した安全教育、体制づくりなどが求められています。大会をきっかけにもう一度災害ゼロの意識を皆さんで高めていきましょう」とあいさつした。
5年にわたって安全衛生協力会長を務めた小城崇宜大分ルーフテック代表取締役に安全功労表彰が贈られた。
長峯真美工務部課長が、令和6年度安全パトロール報告を行い、足場変更後の復旧、脚立使用時の不安全行動などの注意点をあげた。工務部の東龍之亮さんが「我社の安全衛生基本方針は『安全は会社を支える大きな柱、目指せ無事故、無災害』。このことを真摯に受け止め、今大会参加者全員で継続して無事故、無違反を目指し、引き続き安全衛生管理体制を維持します」と安全宣言を行った。
オンラインで澤円㈱圓窓代表取締役が「生成AI時代、人間は何をすればよいのか?~これからの時代に必要なマインドセット~」と題して講演。現場安全取り組み発表も行われた。
また、安全表彰も行われ、安全優秀従業員として髙橋裕生さん(㈱織部工務店)、大鍛冶洋介さん(中之島鉄工㈱常務取締役)。令和6年度安全パトロール優秀現場として、佐土原圭さん(平野工務店工務部)。安全優良現場代理人として長峯課長がそれぞれ表彰された。