別府市営温泉7カ所で使える「べっぷ市営温泉巡り入湯手形」を3月30日まで発売している。千円で4カ所の温泉に入ることが出来る。限定100個。
対象となるのは、不老泉、海門寺温泉、永石温泉、浜脇温泉、田の湯温泉、湯都ピア浜脇、芝居の湯の7施設で、指定管理をしている有限会社サンエスメンテナンス(塩見安史代表取締役社長)が発行している。昨年、より多くの温泉に入ってもらおうとスタンプラリーを行った独自事業の第2弾。半年かけて企画を練ってきた。
昔は、近くの共同温泉に入る際には、自分の名前の書いた木札を持って行って入浴するといったケースもあったことをヒントに、別府の特産品である竹を使って竹札を作った。自社で竹を切り出し、加工。長さ約20㌢の札状になっている。表には、別府市宣伝部長「べっぴょん」のイラストと「別府温泉入湯手形」と書かれている。裏面は、4回分のシールがついており、利用するごとにシールをはがす。手形1個で使えるのは1人のみ。
不老泉、永石、海門寺、浜脇、田の湯の各温泉は4回中3回どこでも入ることが出来、4回中1回分は湯都ピア浜脇と芝居の湯からいずれかを選択するようになっている。札は持ち帰ることも出来るため、お土産にもピッタリ。「入浴の記念に、お土産として持って帰ってもらえれば」としている。