令和7年第4回別府市議会は11日午後1時、再開し、一般質問を行った。午前中に途中まで質問していた三重忠昭氏(市民クラブ)がシニアカー購入補助金、男女共同参画などについて質問した。
一般質問は同日、終了し、議会最終日の17日に各委員会委員長報告、少数意見者の報告、討論、表決を行う。
シニアカー購入補助金について
三重忠昭氏(市民クラブ)
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三重忠昭氏がシニアカー購入補助金について「この補助事業はどういったものか」と質問。
甲斐博幸高齢者福祉課長が「本年度より、高齢者の外出や社会参加を支援するため、シニアカーの新車購入費用の一部を補助している。対象要件は市内に住民票があり、市内に在住している75歳以上で、新車購入であることや、市税に滞納がないこと。助成金額は、購入費用の6分の1、上限額は10万円となっている」と答えた。
三重氏が「もう少し要件を緩和して使いやすいものにしていただきたい。近年、高齢者の運転手による交通事故を減らすために、運転免許証の返納が推奨されている。それを促進するためにも、シニアカーの利用をうながして、交通手段の一つにできないか」
「免許証を持っていない高齢者も安心して、シニアカーを経験してほしい。現在の要件で、新車の購入がある。現在は42、43万円すると思うが、高齢者にとっては費用負担が大きい。75歳以上とあるが、補助要件を新車だけでなく、中古のシニアカーでも補助事業が使える。年齢も70歳や65歳と広げてほしい」と要望。
田辺裕市民福祉部長が「別府市の支援は、高齢者の免許返納後の日常生活の利便性向上を図る施策。現在の新車購入だけでなく中古車購入での見直しについては、利用者の費用負担軽減の観点からも、前向きに検討していきたい」と答えた。
教育行政、男女共同参画について質問した。
