
語り合って在りし日を偲んだ
別府市民劇場は、2月22日ブルーバード会館で「仲代達矢さんを偲ぶ会」を開催した。午前と午後で約200人が参加した。
別府市民劇場は、会員制の演劇鑑賞会。2004年に設立され、これまで仲代さんが出演する「無名塾」の舞台を別府に10回迎えてきた。最期の舞台となった石川県の能登演劇堂で上演された「肝っ玉おっ母と子供たち」の観劇ツアーをするなどした。昨年11月に亡くなった仲代さんとの思い出を語り合った。
午前の部は、映画「いのちぼうにふろう」を上映。午後からは「赤秋~仲代達矢・喪失からの失敗」を上映した。上映前には、仲代さんの舞台を見て会報に寄せられた感想(カーテンコール)を紹介した。
甲斐繁事務局長が「まだまだたくさんの舞台を見たかった。この会は、お別れをする会ではありません。我々の中で仲代さんは生き続けていると思います。共に生きていくという思いで、共感できれば」とあいさつ。参加者が仲代さんの舞台写真をバックに、「人間の本当の優しさを教えてもらった」「難しいことに言っているのに、笑ってしまう。勇気をたくさんもらった」「エネルギッシュで若々しい仲代さんは一体いくつなのだろうと思った」などと感想を語った。
