市議会の委員会で外国籍の請願採決

 別府市議会厚生環境教育委員会(山本一成委員長)は、議会に提出された「気候変動に対する非常事態宣言を求める請願」について、審議、採択された。
 請願を出したのは、「フライデーズ・フォー・フューチャー」のウィラスダー・スリラタナソンブン代表で、気候変動の危機について、非常事態宣言をして宣言に見合う政策立案、キャンペーンなどの実施を促し、緊急性をもって対処する必要性を市民に伝えるというもの。同団体は、環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが行った気候変動に対するスウェーデン議会での呼びかけに、世界中の若者が賛同して創設された。
 請願は国籍に関わらず行うことが出来るが、外国籍の請願者の採決は記録が残っている昭和40年以降、初めてのこと。請願は、本会議で結果が報告され、議決を行う。

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