車いすテニス女子世界ランク1位

先日行われたジャパンオープンの
皇后杯を手に話をする上地選手

 女子車いすテニスで世界ランク1位の上地結衣選手(32)が、西別府病院でのメディカルチェックのために別府を訪れ、27日午後2時半、市役所で阿部万寿夫副市長を表敬訪問した。
 上地選手は、先天性の病気で車いす生活をしており、10歳の時に車いすテニスを始めた。11歳で公式戦デビューし、14歳の時には史上最年少日本ランキング1位を獲得。2012年に高校3年生の時にロンドンパラリンピックに出場。2014年にはダブルスで全仏オープングラウンドスラム達成し、女子車いすテニスにおける最年少での年間グラウンドスラムとしてギネス認定された。東京パラリンピックでは、シングルス銀メダル、ダブルス銅メダル。2024年のパリパラリンピックではシングルス、ダブルスともに金メダルを獲得した。
 3年前から、女性アスリートの心身の健康の専門家でもある松田貴雄西別府病院スポーツ医学センター長と知り合い、メディカルチェックをしてもらっており、別府に来てのチェックは2回目だが、2023年には「別府ONSENアカデミア」にも登壇している。
 表敬訪問には、末延聡一西別府病院長と松田センター長が同席。松田センター長が「昨日までジャパンオープンに出場し、見事優勝をしました。大会終わりにメディカルチェックを行っています」と説明。福岡県飯塚市で開催された大会の皇后杯を獲得し、特別に許可をもらって皇后杯のカップを借りてきて披露した上地選手は「テニスを通して、皆さんとお会いできるのが原動力。松田先生には、多方面でお世話になっていて、温泉の良さも教えてもらいました。大会を終えたら別府に行ける、というのはモチベーションになる。これからツアーが始まります。ウィンブルドンのシングルスだけ優勝したことがないので、優勝したい。アジア大会は、優勝すればロスパラリンピックの代表に最短で選ばれるので、優勝したい」と笑顔で話した。
 阿部副市長は「別府市をあげて応援します」と激励した。