別府市シルバー人材センター理事長

社会とのつながりを大事に

田北 浩司(たきた こうじ)さん(65)

 今年6月12日の総会で理事長に就任した。
 現在、シルバー人材センターが抱えている課題は「前任の理事長からの引き継ぎ資料を読んで聞こえてくるのは、会員の減少。世の中の企業は定年延長になり年金の支給年齢も上がっていることから、いずれ70歳まで働き、年金支給も70歳からとなると、働かざるを得ないとなる。生活のために働くようになる人が多くなります」
 「今、全国のシルバー人材センターの取り組みを勉強しており、介護部門の認定範囲にない買い物や薬の購入などを代理で行うなど、参考になるものがある。良いアイデアがあれば、別府市でも取り組んで行ければと思う。しかし会員がいなければできないので、会員増強を図りつつ、働く種類種別を増やしていければ」と語った。
 また会員が高齢になるにつれ、身体的能力が落ちてくるので事故やケガをしないように、別府市は研修や器具の取り扱い講習会を充実している。
 「シルバー人材センターは、一般の企業にはないいろんな経験のある方が集まる場所。そして経験のない人でもできる仕事ばかり。そのための研修会や講習会を県連合会や別府市シルバー人材センターでも開催していますので、趣味の延長のような形や仲間作りの場にもなります。社会とのつながりを大事にしていけるような組織であればと思います。外部と関わりを持ち、一般の地域の人と触れ合うことは大事で、仕事をして『ありがとう』と言われると嬉しいと思います。分からないことがあれば連絡をいただき、よかったら仮会員となり、続けていくと意思があれば正会員となりみんなと一緒にやっていきましょう」と呼びかけた。
 昭和35年生まれの佐伯市出身の65歳。
 好きな言葉は「雨垂れ石を穿つ」。勉強や仕事も、地道にコツコツやれば、必ず結果は実る、いつか良いことがあると思いながらしていた。
 趣味は、養蜂と野菜作り。養蜂は約5年しており、野菜作りは夫人と一緒にしている。季節ごとの野菜を無農薬で作り、自分たちで食べている。
 現在は、日出町大神で夫人と2人暮らし。長男と次男は独立している。