大分みらい信用金庫理事長

お客様から笑顔もらえる信金に

古田 哲一(ふるた てついち)さん(64)

 6月の理事会で第12代の理事長に選任された。
 別府生まれの別府育ち。大分大学経済学部を卒業し、昭和60年に当時の別府信用金庫に入庫した。「別府が大好きで、生まれ育った地域の活性化に貢献したい、お世話になった地域に恩返しがしたいという思いでした」。
 平成19年に大在支店長を皮切りに、大分支店長、宇佐中央支店長、石垣支店長と多くの支店長を経験。その後、人材開発部長、人事総務部長、平成30年から執行役員に。常務理事、専務理事を歴任した。
 「令和4年に創立100周年を迎え、本店の建て替え、翌年の記念式典を担当しました。コロナ禍でいろいろと大変でしたが、50年に一度の建て替え、100年に一度の記念行事をやり遂げることができ、よい経験になりました」と振り返る。
 「地域に根ざし、相互扶助を目的とした協同組織金融機関です。地域と共に持続的な発展を続けながら、当金庫の企業価値を向上させ続けるため、身の丈に合った戦略を立案し、戦術を練り、着実に実行することが大切。規模は大きくなくても、キラリと光り、役職員が誇りを持てると共に、地域から望まれる金庫を実現したい」と話す。
 人手不足や物価高騰など、厳しい状況にある中小零細企業に向けて、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援、事業の承継など専門機関と連携を図りながら、支援メニューを広げている。
 一方で、金庫としてFase to FaseとDXの融合・共存を図る。「当金庫の強みは、渉外部門によるお客様サービス(課題解決)の充実。人を減らすデジタル戦略ではなく、人がより働きやすくなるデジタル投資へシフトする。お客様から笑顔をいただける信金を目指す」と話す。
 趣味は50歳を過ぎてから始めたゴルフと、夫婦でのランチ巡り。「子ども(1男1女)はすでに独立したので、2人で美味しいランチを探すのが楽しみ」と笑顔を見せる。