
地域活動について意見を交わした
立命館アジア太平洋大学の学生団体「ひいらぎ」(小溝柊汰代表)は、座談会&相談会「地域に飛び込んだ先輩たち 正直、地域の人はどう思っている?」を6日午後6時15分、キャンパス内で開催した。約20人が参加した。
学生の課題活動への支援制度「プロジェクトB」に採択された団体で、まちの相談所としてコミュニティカフェを亀川に開設し、運営している。6月に続いて2回目の開催。1回目は学生だけで実施し、今回はゲストとして、APU第1期生でもあり非常勤講師でもある後藤寛和別府市自治連携課長補佐兼地域連携係長と北部ひとまもり・まちまもり協議会の石野田史浩広報担当兼事務局補佐を招いて、行政の取り組みや地域の本音について話を聞いた。
後藤補佐は「別府市内には145町の自治会があり、活動をしています。また、多様な組織で構成された、ひとまもり・まちまもり協議会が7つあり、行政として、人の支援として各協議会に1人ずつコーディネーターを配置しています。地域ごとに特性が違うので、それぞれ話を聞きながらすすめています」と説明。石野田さんは、北部ひと・まち協議会の活動として、ほたるの保全活動や避難所運営訓練、鬼の岩屋古墳まつりなどをあげて「学生が自治会の人とすぐ知り合いになるのは難しいこともあるので、パイプ役としてやりたいことが出来るようにつないでいきたい」と話した。
「4年という限られた中で学生はどのように地域と関わるべきか」をテーマにパネルディスカッションも実施。地域活動に興味がある学生は多いが、ほとんどの学生が在学中の4年間で活動が終わってしまうため、継続性を望む地域の期待との乖離は否めない。一方で、後輩に引き継ぎ活動を継続する団体もある。石野田さんは「今は亀川地域での活動が本格化し、地域の人も感謝しているが、当初は、何かしたいと言っても『4年でいなくなるよね』『せっかく協力しても、一過性のもの』と懸念していたと思う。どういったことをしたいのか、学生の気持ちを知ることで、受け取る側も違うと思う」と語った。
学生からは地域活動への関わりについて「将来の可能性を広げたい」「高校生の時から地域活動をしていて、楽しいと思う」「新しいことにチャレンジしたい」「大学では学べない、地域の文化を知りたい」「人とのつながりを求めている」など、多くの意見が出た。2つのグループに分かれて、座談会を行い、「地域のお祭りに参加するなどしたいが、関わりがなくて、どうしてよいのか分からない」といった学生の声もあり、後藤補佐と石野田さんはそれぞれ自身の経験からアドバイスをした。
