大分県警察本部サイバー犯罪対策課は、サイバーセキュリティ通信を更新した。
今回のテーマは「社長や役員を騙るニセ社長詐欺に注意!」。
同詐欺は2日、大分市内の社会福祉法人の職員が、代表者をかたる人物からのメールなどを業務命令だと信じ込み、1990万円をだまし取られた。経営者らになりすまして金銭を詐取する「ニセ社長詐欺」の被害は県内で初めて。
手口の流れは①メールが届く=社長や役員を名乗る者からメールが届く。実際の社名や肩書きが使用されており、信用してしまいやすい②LINEグループの作成を依頼=メールでLINEグループを作って、招待用のQRコードを送るように指示される。「新しいプロジェクトを立ち上げるため」などの名目で送ってくる場合もある③QRコードを送信する=指示どおりにLINEのグループを作成して、QRコードをメールで送信する。「他の者は後から私が招待する」などと言い相談させないようにする場合も④グループLINEでやり取り=QRコードを受け取った後、LINEグループでやり取りを始める。経理担当をグループに加えるように指示される場合も⑤至急の振り込みを要求=「至急、取引先に支払いが必要」などと法人口座からの送金を求めてくる。「至急」「内密」「あなたにだけ」などと焦らせる⑥会社の資金をだまし取られる=言われるがままに送金してしまった後、連絡が取れなくなるなどして初めて詐欺と気づく。一度送金してしまうと取り戻すのは難しくなる―と例を挙げている。
だまされないためのポイントは▽メールアドレス、送信元をまず確認!▽「至急」「機密」などの急かすメールはまず疑う!▽一人で判断しない!▽社内規定の明確化―としている。
