山田憲和陸上自衛隊第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令(49)の離任式が17日、駐屯地で行われた。
山田連隊長は、防衛大学校の38期。平成29年に第28代連隊長、第31代駐屯地司令として着任。約2年半にわたり、地域との絆を大切にしながら、部隊運営を行ってきた。
離任式で山田連隊長は隊員に向けて「離任にあたり4点のことを述べる。1つ目は『あたりまえのことはあたりまえにやれ』。これについては今まで言っていた通り。2つ目は『あたりまえにやってはいけないことはあたりまえにやるな』。これにより国民や地域の信頼を裏切ことになる。家族や子供たちを悲しませるな、国民・地域、そして家族の信頼を裏切るな。3つ目は『自衛官として勉強しろ』。特に英語を学べ。今からの時代は英語は必須となってくる。4つ目は『別府市に貢献しろ』。世界の国々を回ってきたが、別府の町ほど良い町はない。身近に住んでいる君たちはわからないことがあると思うが、別府は本当に良い町だから、今後も別府を大切にしてほしい。在隊間、本当にありがとう」と41連隊長として最後の訓示を行った。