新型コロナ大分県内は計23人に

 大分県は23日、大分医療センターに入院している70代の男性が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。県内での患者は計23人となった。
 男性は今年1月中旬から医療センターに入院をしていた。3日から発熱の症状があったが、現在は症状はないという。厚生労働省のクラスター対策班は、集団感染(クラスター)が発生した病棟をすでに確認しており、男性も同じ病棟に入院していた。大分医療センター関係での感染者は16人となった。
 関係者約600人のPCR検査を予定しており、現在、339人分が終了。23日は106人の検査をして、1人の感染が確認された。

別府湾腎泌尿器病院が外来休止

 別府市上人ケ浜町の別府湾腎泌尿器病院は24日、ホームページで同病院の20代女性看護師が新型コロナウイルスに感染したことを公表して、自主的に外来を休止すると発表した。
 感染が確認されたのは、23日に感染が判明した大分市在住の女性看護師。大分医療センターに勤務する女性看護師の友人で、発症前から勤務はしていなかったことなどから県は職場で濃厚接触者はおらず、感染拡大はないと判断して、病院名は公表していなかった。
 病院では、安全に万全を期すため、自主的に判断をした。県から自粛は不要との指示があったというが、2週間の診療を制限することにしたという。新規の入院受入れを原則休止して、併設する大分総合健診センターでの健康診断もやめる。

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