別府大学・短期大学部の卒業式

史学・文化財学科を代表して久保園梨左さんに卒業証書が授与された

 別府大学、別府大学短期大学部の2019年度卒業証書・学位記授与式が24日、同大学で挙行され、大学400人、大学院8人、短大281人が学び舎を巣立った。
 今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ビーコンプラザで行わず、同大学内教室で行われた。また保護者の参加はなく、卒業生、教職員は全員マスクを着用、会場入り口では手指を消毒用アルコールで消毒しての出席となった。
 大学の史学・文化財学科、大学院の文化財学専攻、歴史学専攻の授与式が1号館46番教室で行われた。
 大学代表の久保園梨左さん、大学院代表の吉岡拓哉さんに飯沼賢司学長から卒業証書と学位記が授与された。
 飯沼学長の式辞はプロジェクターで投影され「皆さんの4年間は、激動の4年間でした。2016年4月に熊本・大分地震があり、今は新型コロナウイルスの感染拡大。皆さんの卒業を祝うべき保護者や在学生も参加を制限され、大変ご迷惑をおかけしました。規模を縮小し、略式ではありますが、思い出に残る卒業の式を挙行したと考えています」
 「大学でさまざまなことを学び、友人、先輩、教職員、地域の方々と交わり、心をかよわせてきました。その思い出と絆は君たちの人生の財産となり、君たちを支えてくれるはずです」と述べて、閉式した。
 史学・文化財学科の赤池麗樹さん(22)は「卒業式を全員で行えないのは残念だが、規模を縮小しても開いてくれた大学に感謝します。卒業後は本学の事務職として働くので、大学で学んだことを学生に伝えて、学生が過ごしやすい環境を作っていきたい」と話した。
 各学部および専攻は、個別の教室で挙行した。
 被表彰者は後日、掲載する。

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