別府市議会の令和8年第3回定例会は本会議を17日午前10時から、本会議場で再開し、一般質問が始まった。17、18、24日の3日間で15人が通告をしている。
初日の午前中は、穴井宏二氏(公明党)と石田強氏(日本維新の会)、午後から松川峰生氏(自民新政会)、日名子敦子氏(同)、泉武弘氏(弱い立場の人に政治の光を)が観光、健康、老木樹壊、南部振興、福祉など幅広い分野で執行部の考えを質した。
HPVワクチン男性助成を
穴井宏二氏(公明党)
白黒-227x300.jpg)
穴井宏二氏は、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて「女性への接種は、国の定期接種助成対象だが、男性は対象ではなく、全額自己負担」とし、独自助成を導入している宮崎市の事例をあげて「独自に助成の導入を考えてほしいが、どうか」と質問。
三代大健康推進課長が「がんへの予防効果が期待されるので、肯定感はあるが、厚労省において接種回数や対象疾病、安全性のエビデンスをさらに蓄積する必要があるとされている。先行導入の効果などを検証し、検討したい」と答弁。
長野恭紘別府市長も「先行導入をした自治体の様子をみながら、来年度の予算に反映できるように検討していきたい」と述べた。
遠隔診療、医療MaaSについて「病院まで行くことが難しい移動に課題がある人に対して、移動を支援する発想にプラスして、必要とする人に医療を届ける発想が必要ではないかと思う。他の導入事例や今後の取り組みは」と質問。
三代課長が「患者にとって通院負担が減り、受診ハードルが下がるための早期発見などの効果があり、医師の働き方の改善などにもなる。現在、杵築市が山香病院を中核的担い手として遠隔診療を行っている」。
河野幸夫いきいき健幸部長が「国や県の動向をみながら、関係機関と協議を重ねていきたい」とそれぞれ答えた。
他にも、観光バリアフリーなどについても質問をした。
夏の別府観光について
石田強氏(日本維新の会)
白黒-225x300.jpg)
石田強氏は、夏の別府観光について、「観光客数の現状と猛暑による影響は」と質問。牧宏爾観光課長が「今年のお盆期間の入込みは、交通機関や施設によって増減はあるが、一定の需要が認められた。夏の観光客数については、落ち込み傾向が見られる。単一の理由だけではなく、社会的、環境的要因があると思う」と答えた。
石田氏は、ナイトタイムエコノミーの取り組みについて重ねて質問。牧課長は「現場の声を踏まえ、『夏こそ別府』として対策をした」と説明。
石田氏は「夏祭りや花火大会、フラフェスなどが特定の時期やエリアに集中している。開催時期や会場を計画的に分散しては。また別府八湯おもてなし花火をしたが、しっかり知ってもらうことで大きな経済効果につながると思う」と質問。
牧課長は「同日に集中的に開催することでの相乗効果、音響や交通規制など周辺住民への理解が得やすい。一方で、分散することで観光客の滞在時間の延長、回遊性の向上、出店事業者の機会拡大にもつながると思う。住民の理解を得ながら、関係団体と意見交換したい。周知方法についても検討していきたい」と答えた。
公園における人工芝の活用について「維持管理などの面で、様々な材料を比較検討してほしい。新たに整備する公園ではどうするのか」と質問。久保田仁公園緑地課長が「遊ぶエリアでは人工芝を導入する予定」と答えた。
熱中症対策などについても質問をした。
