あいおいニッセイ同和損保が寄贈

災害時の備蓄品などを運べるかご台車やローラーコンベアを寄贈

 あいおいニッセイ同和損保株式会社(金杉恭三社長、東京都)の大分支店は15日午後3時、別府市役所を訪れて災害用備蓄品としてかご台車6台とローラーコンベア3台を寄贈した。
 同社は2001年度に、関連事業会社を含む役職員1人ひとりが気軽に社会貢献が出来る任意の募金制度「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」を設立。広く社会に貢献することを目的としている。趣旨に賛同した有志社員による寄付と会社からのマッチングギフトで運営されており、子ども、環境、保険会社らしさ(防災・医療)、あいおいニッセイ同和損保らしさ(地域密着、障がい者支援)に沿って寄付を行っている。今回の寄付は、2019年度分で、県内では別府市のみ。
 災害が発生した場合には、多くの物資が大量に届いたり、備蓄品を動かしたりする労力が必要となる。限られた人数の中で行う作業は重労働でもあるため、少ない人でも簡単に運べるものを別府市からリクエストした。
 山本泉支店長が長野恭紘別府市長に目録を手渡し「熊本・大分地震から4年というタイミングだが、今は大きな災害が起きているようなもの。守らなければいけないことはあるが、前に進めていかなければいけないと思う」とあいさつ。
 長野市長は「心から感謝します。災害時の備蓄品管理は苦労しながらやっている。必要な時にいち早く届けることが出来、大きな安心につながると思う。有効に使わせていただきます」とお礼を述べた。

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