大野印刷が幼稚園に自由帳

「子どもたちに思いを描いてほしい」と自由帳を寄贈

 新型コロナウイルス感染症の影響で自粛によって様々なガマンをしている子どもたちを笑顔にしたいと、別府市青山町にある大野印刷株式会社(大野晃史代表取締役社長)が5日午前11時、別府市教育委員会を通じて公立の幼稚園に自由帳280冊を寄贈した。
 自由帳はカラフルで、絵を描く以外にも工作にも使えるようになっている。
 贈呈式には大野社長、大野真平専務取締役が出席。大野社長は「皆さんのご尽力のおかげで、子どもたちは楽しく学校に行けています。新型コロナの影響で、辛い顔をしている人たちを見かけ、何か出来ることはないかと考えました。子どもの笑顔は人に幸せを運び、大人も笑顔になれるのではないかと考えました。幸せの連鎖で、別府に幸せの風が吹けばと思います。子どもたちがどんな絵を描き、どんなものを作るのか、考えるだけでワクワクします」と話し、寺岡悌二教育長に自由帳を手渡した。
 寺岡教育長は「子どもたちも制限をされた生活を送っています。このキャンバスに自分の思い等を描き、元気に伸び伸びと育ってくれればと思います」とお礼を述べた。
 自由帳は私立の幼稚園9園にもプレゼントすることにしている。

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