国際ロータリー第2720地区(熊本・大分)の2019ー2020長期青少年交換学生事業でカナダ・オンタリオ州に派遣される馬〆ほたるさん(17)=県立別府鶴見丘高校3年=、別府鶴見丘高校1年生として受入れているデクラン・モーガン・ブリーンさん(16)=米国=、昨年度の交換学生としてフランス・リヨンでの1年間の留学を終えた長野星菜さん(17)=同3年生=が19日午後3時半、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
ロータリー青少年交換は、世界100カ国以上で行われており、RCの支援を受けて1年間、海外で言語や文化を学び、世界市民としての自覚を養うことのできるプログラム。複数のホストファミリー宅に滞在しながら、現地の学校に通う。
長野さんは「とても楽しく、良い経験になりました。最初の3カ月はうまくしゃべれず辛かったですが、今では日常会話ぐらいは出来るようになりました。違う文化に触れ、将来の夢にこの経験が使えればと思います。海外に出て、日本を広めたい」と感想を話した。
20日の出発を前にした馬〆さんは「不安も沢山ありますが、日本から代表していけることに感謝します。日本では出来ないことを積極的にやりたい」と笑顔で話した。
デクランさんは「米国の代表として留学出来ることをうれしく思います。日本で沢山の友達を作りたい。日本語をペラペラにしゃべれるようになりたい。温泉を88カ所巡り、温泉道名人になりたい」と流ちょうな日本語で話した。
長野市長は「別府には沢山の温泉があるので、楽しんで頑張ってほしい」と話した。