日本初のドローンサッカー場 国際基準満たした正式サイズ

3対3のデモンストレーションが行われた
八塚昌明日本ドローンサッカー連盟理事長

 メンテナンスなどドローンに関するさまざまな事業を行う(株)ADE(八塚昌明代表、内竈)と日本ドローンサッカー連盟(八塚昌明理事長)は24日、太陽の家の敷地内に国際基準を満たした日本初となるドローンサッカー場「ADEドローンサッカーアリーナ」をオープンした。
 オープニングセレモニーとして、山下達夫太陽の家理事長が「このドローンサッカーは、ハンディなく出来るスポーツです。認知度は低いですが、ドローンサッカーの楽しさを広めていきたい。その魅力を広めていくだけでなく、ドローンの修理事業を進めていき、障がい者の雇用も進めていくということに共感しました。これから、AIや5Gなど新しい技術が進んで行くため、太陽の家もこれまでと違った新しい技術に沿った事業、そして障がい者雇用を進めていく」。
 八塚ADE代表が「ドローンサッカーという新しいスポーツを日本に導入するため、大分県別府市をその『聖地』としたこのような場所を作りました」とそれぞれあいさつした。
 続いて、デモンストレーションとして3対3の試合が行われた。会場には、ドローンが空気を切り裂く音やドローン同士が接触する音が響いた。
 オートバックスセブンの柳川詩帆さん(27)は「風、光、音の迫力がすごい。チーム戦なので作戦通りに進んだら嬉しい。また、大分県内で練習の場が出来て嬉しいし、公式アリーナが出来たので、興味のある人は体験してほしい」と話した。
 ドローンサッカーとは、韓国発祥のスポーツ。球状のプラスチックフレームに覆われた専用ドローンを使い、5対5で戦う新戦略型チームスポーツ。ドローンを専用ケージ(幅7㍍、奥行16㍍、高さ5㍍)内の両サイドの空中に設置したリング状のゴールに入れることで、得点を競う。年齢、性別、障がいの有無に関わらず一緒に楽しめる「バリアフリースポーツ」として注目されている。

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