「おおいた夏の事故ゼロ運動」(7月13日から22日)の期間中、市内で人身事故、負傷者数、物損事故が前年同期と比べて減少した。別府署が4日、まとめた。
別府署管内は期間中、死者ゼロ(対前年同期間比同数)、人身事故9件(3件減)、物損事故60件(24件減)、負傷者11人(3人減)となった。
人身事故形態は、車と車3件、車と自転車3件、車と歩行者3件。車同士の事故は、出会い頭1件、追突1件、その他1件となっている。
65歳以上の高齢者が事故の当事者となる事故が4件あり、歩行中や自転車運転中にけがをする事故が多発した。
三浦岳樹交通課長は「別府警察署管内の交通事故の総数は減少傾向にありますが、未だに歩行者や自転車に乗った人がけがをする交通事故が多発しています。別府署では、歩行者事故を減らすために『交通指導取り締まり』や『反射材の配布などにより歩行者に直接、交通安全を呼びかける運動』を強化しています。夏本番となり、気温が高くなるとドライバーの集中力が下がり、交通事故が増える傾向にあります。ドライバーも歩行者も交通マナーアップを心がけて、事故ゼロを目指しましょう」と話した。