別府警察署生活安全課は、今年上半期の刑法犯件数をまとめた。
刑法犯認知件数は198件で、対前年同期比51件減となっている。最も多いのが、万引きで29件(対前年同期比33件減)。続いて、器物損壊27件、自転車盗18件、傷害13件、車上ねらい11件、置き引き9件、部品ねらい6件などとなっている。
盗犯ではオートバイ盗3件(7件減)、自転車盗18件(13件減)と、いずれも減少傾向にある。
振り込め詐欺(特殊詐欺)は5件発生しており、被害額は2380万円。
凶悪事件として、1月に無銭飲食の客が逃走する際、店員ともみ合いになり、けがを負わせた強盗致傷事件が起きている。
戸次清治生活安全課長は「自転車盗18件中11件、車上ねらい11件中8件が無施錠。自転車にも車にも鍵をしっかりかけて、車内には貴重品を置かないようにしましょう。また、特殊詐欺の5件とも架空請求詐欺(サイト利用料金が未納などとかたる手口)です。『お金絡みの電話』はすべて詐欺です。絶対に相手にせず、電話を切ってすぐに相談を」と話した。