別府翔青高校の文化祭「青藍祭」

クラス発表では2年生が劇などを行い盛り上がった

 大分県立別府翔青高校(阿南典久校長)の文化祭「青藍祭」(定別當美裕実行委員長)が3日にビーコンプラザ・コンベンションホールで、4日は同校で「Greatest翔(ショー)」をテーマに開催された。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大に細心の注意を払うため、保護者や外部の人の立ち入りを制限し、生徒のみで実施した。生徒もマスクを着用し、手指消毒の実施や座る席も横は一つ空けて座るなど、感染予防を徹底した。
 開会行事が3日午前8時55分から行われ、阿南校長が「今年は新型コロナウイルスや台風の関係で、例年通りではないが、皆さんが一生懸命に青藍祭の準備をしている姿は、これまでの先輩たちに負けていません。情熱がありました。この2日間、ステージ発表や各種企画展示を成功させてほしいと期待しています。力を合わせて、ぜひグレートなパフォーマンスを披露してほしいと思います」とあいさつ。
 オープニングは、美術部が約1カ月かけて作った青藍祭用ビデオで幕開け。下書きから着色までの流れをデジタルカメラに収めており、完成に向けて徐々に出来上がる姿に会場は盛り上がった。
 クラス発表では、不思議の国のアリスが元の世界に戻るために旅をするが、その旅の途中に物語の中にないさまざまなキャラクターが出ており、音楽も含めて、参加者を楽しませた。演者がステージに現れると、会場からは声援が飛んだ。演者によっては、手を挙げて答える場面も。発表終了後、大きな拍手が起こった。
 4日は、学校内で1年生や各文化部の展示があった。
 定別當実行委員長は「新型コロナウイルスの影響で、例年のように準備が出来なかった。2日はリハーサルが出来ず、3日はぶっつけ本番となったが、オリジナルの劇などがあり、楽しんでもらえれば」と話した。

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