別府大学(飯沼賢司学長)は令和2年度秋季卒業証書・学位記授与式を14日午後1時、同大学メディア教育・研究センター4階メディアホールであり、4学科32人が未来への一歩を踏み出した。
式では、飯沼学長が文学部国際言語・文化学科代表の王文彦(オウ・ブンゲン)さん=中国=、同学部史学・文化財学科代表の太田康照さん、同学部人間関係学科代表の野上翔平さん、国際経営学部国際経営学科代表の趙震東(チョウ・シントウ)さん=中国=に卒業証書と学位記を授与した。
飯沼学長が「日本人の学生、留学生の卒業生の皆さん、最終年度に、本当にコロナ禍の厳しい状況を乗り越え、よくここまで頑張りました。この危機を学生、保護者、教職員、同窓会などが一体に乗り越えたとき、新しい大学の未来が見えると確信しました。学生時代に得た力を大切にして育てて行って下さい。皆さんには明るい未来が必ず拓けるはずです」と式辞。
出席した学生、教員全員で大学歌を斉唱して、閉式した。
卒業式を終えて、姚瑩(ヨウ・エイ)さん(23)=中国=は「これから、日本で就職したい。ホテルスタッフになって接客の方法など、日本の新人研修をきちんと受けて、ステップアップしたい。日本と母国の架け橋になりたい。多くの友人が出来た」と大学生活を振り返った。
また、同大学短期大学部も卒業証書授与式を短大学長室で行い、初等教育科の2人が受け取った。