9月21日は「敬老の日」。その日を含む15日から21日は「老人週間」で、長寿を祝う日だが、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、各町内で開催されている敬老祝賀行事は軒並み中止となっている。多くの自治会では、祝賀行事は行わず、記念品を渡すことにしている。また、長野恭紘別府市長らの福祉施設訪問も中止となった。
敬老の対象となるのは、70歳以上。別府市内の70歳以上は8月末現在で男性1万1970人、女性1万9319人、計3万1289人となっている。高齢化率(65歳以上)は34・06%で、70歳以上での高齢化率は27・12%。100歳以上は89人となっている。
多くの行事が中止となる一方で、今年も各施設の協力で優待事業を行う。観光施設では、高崎山自然動物園(15~30日)、九州自然動物公園アフリカンサファリ(14~22日)、大分マリーンパレス水族館、(15~21日)城島高原パーク(1~30日)、別府ラクテンチ(2~30日)、べっぷ地獄めぐり(21日)、大分香りの博物館(12~22日)、別府タワー(19~22日)、ビーコンプラザ(15~21日)、ひょうたん温泉大浴場(15日)、市営温泉8カ所(15~21日)、市竹細工伝統産業会館(同)は入場・入園無料。別府ロープウェイは15~21日までロープウェイ往復運賃800円、別府温泉保養ランド(21日)入浴料600円、別府ブルーバード劇場(15~21日)入館料700円となる。利用する際には、「敬老別府市」のバッジを携帯を。
さらに、1人1枚千円で写真撮影をするサービスも実施。実施する施設は、木村写真館、末松写真館、ミサオスタジオ、セントラルスタジオ、ヤマガタカメラスタジオ、スピードセンター55、つつみだスタジオ、フォトスタジオあらかね。毎年実施されている、マッサージ等施術は中止する。
今年は、新型コロナの影響で例年とは違う「敬老の日」を迎えるが、長寿とこれからの健康を願ってそれぞれで祝う年となる。