大分県立別府翔青高校(阿南典久校長)は、全国高校総体で上位3位以上に入賞した選手の報告を2日午後5時15分、長野恭紘別府市長に行った。
市役所に報告に訪れたのは、水泳の男子100㍍自由形で大会新記録で優勝、200㍍自由形でも優勝した田中大寛さん(18)=3年生=、飛込競技で男子3㍍飛板飛込で優勝、高飛込で2位となった山本馨さん(17)=2年生=、自転車競技で女子個人ロードレース(51・5㌔㍍)で3位、2㌔㍍インディヴィデュアル・パーシュートで4位となった阿南里奈さん(18)=3年生=の3人。
阿南校長が「良い成績を報告することが出来ました」とあいさつ。田中さんは「自分の中で、2冠は最低条件だったので、良かったけど、目標タイムには届かずに悔しいです。東京五輪を目指したい」。
山本さんは「高飛込で優勝を狙っていたのですが、練習よりも悪い演技になってしまい反省点が見つかった。世界で戦えるようになりたい。世界大会を積み重ねて、最終的には五輪を目指したい」。
阿南さんは「パーシュートでは0・2秒差で負けてしまい、翌日のロードで気持ちを切り替えて望みました。最後、2位の子に競り負けてしまいましたが、自分なりに良い走りが出来たと思うので、良かった」とそれぞれ試合を振り返った。
長野市長は「すごいですね。これからも頑張ってほしい。応援しています」と激励した。3人は今月行われる国体にそれぞれ出場するため、さらに練習を重ねている。