大分県東部保健所と別府大学食物営業学科は10月24日午前8時半から、別府大学グラウンドで「キッチンカーであさごはんの旅」を実施。16組の親子に朝ご飯を振る舞った。
大分県では、第3期大分県食育推進計画に基づいて、食育を推進してる。平成28年度に実施した県民健康意識行動調査によると、別府市での朝食欠食が高いことが分り、課題改善のため、昨年度から啓発活動を行っている。市内の大学生による学生食育推進ボランティア(FES)による手作り朝食で、昨年はみんなで一緒に食べたが、今年は新型コロナウイルスの予防対策のため、テイクアウトのお弁当という形にした。
調理する学生も、通常は各大学の学生が参加しているが、今回は別府大学の学生のみ。お弁当は、お味噌汁、ご飯、オムレツ、ヨーグルトとシャインマスカットのセット。時間前から多くの親子連れが集まった。学生は「毎日、朝食を食べてね」と声かけをしながら、お弁当を子どもたちに渡した。