別府市内を中心とした中学生の硬式野球クラブ「別府ボーイズ」(裏田泰正監督、22人)が、新型コロナにも負けず、九州大会に出場するなど、活躍をしている。
今年は、全国大会に出場する予定だったが、直前になって新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年生はそのままクラブを卒業することに。
3月から6月はチーム練習もままならず、各自、自主練習で体を鍛えてきた。
1、2年生の新チームになって初めての試合が9月末に行われ、県大会で優勝し、九州大会への切符を手にした。九州大会では、1回戦で北九州市の小倉ボーイズに惜敗。途中までリードしていたものの、7回に逆転をされ、7ー6で涙をのんだ。
その後、1年生だけが参加できる大会に出場し、県大会で優勝。14日から鹿児島で開催される第11回九州ブロック1年生大会に出場する。1回戦は福岡県の福岡・福津ボーイズBとの対戦となる。春の全国大会に向けての県予選も12月から始まる。
裏田監督は「選手は集まって練習をすることがなかなか出来ない中でも、頑張って県内ではまだ負けなし。九州大会も1回戦は強いチームだが、まずは1勝していきたい」と話した。
田口悠翔主将(13)は「個人で自主練習をして大会に備えてきた。このチームは元気がよくてみんな一生懸命動く。今後、全国大会で優勝することを目標にみんなで頑張っていきたい」と話した。
別府ボーイズでは、小学6年生と中学1年生を対象に、23日午前9時から午後3時半まで、別府市民球場で体験会を予定しており「多くの人に見に来てもらい、楽しく体験してもらいたい」としている。