別府税務署(二村健之署長)は12日から24日の間に、「第59回税に関する高校生の作文」入賞者の各学校を訪れるなどして表彰を行った。
税に関する高校生の作文は、国税庁が毎年募集しているもので、次世代を担う高校生に、学校教育の中で学習したことや自分自身の経験・体験などを通して、税について考えてもらおうというもの。大分県内では、25校から2380点の応募があった。
24日午後3時半には、別府溝部学園高校を訪れた。二村署長が税務署長賞、寺岡悌二別府市教育長が別府・杵築・速見・東国東地区租税教育推進協議会長賞(租税協会長賞)、菅健一別府地区税務団体連絡協議会長が会長賞をそれぞれ手渡した。
二村署長は「新型コロナの影響でカリキュラムが大変な中、作文を応募していただき、ありがとうございました。税について、この作文を1つの糧として勉強することは、これから社会に出ていくのに大切なこと。先ほど、皆さんが立った時に椅子をきちんと机の下に入れるのを見ました。学校で指導を受けているのだと思いますが、今の姿勢を大切にしてこれからも頑張ってほしい」とあいさつをした。各学校の入賞者は次のとおり(敬称略)。
【税務署長賞】久保茉央(別府翔青)時松杏奈、有馬鞠杏(別府鶴見丘)釘宮愛佳(別府溝部学園)
【租税協会長賞】中根楓果(別府翔青)間部陽菜(別府鶴見丘)児玉青空(別府溝部学園)
【団体長会長賞】伊南美月(別府翔青)清末凉介(別府鶴見丘)林幸未(別府溝部学園)