令和２年第４回別府市議会定例会は休会中の４日午前１０時から、総務企画消防、観光建設水道、厚生環境教育の各委員会が議案審査を行った。
厚生環境教育委員会（山本一成委員長、８人）では、保険年金課、ひと・くらし支援課、障害福祉課、子育て支援課、社会教育課、スポーツ健康課から出ている１０件について審査した。
スポーツ健康課が一般会計補正予算の債務負担行為の別府市新学校給食共同調理場整備事業について「事業費の総額は約３９億円。設計費が１億２６００万円、工事費が約３５億５７００万円など。設計・施工は一括して発注するデザイン・ビルド方式。事業者の選定は総合評価落札方式で、今月下旬から募集を予定している」などと説明した。
阿部真一議員が「別府食品センターには個々に説明したと聞いているが、正式なものが残っているのか。また、理解をしているのか」と質問し、杉原勉教育次長兼スポーツ健康課長は「公の会議ではなく、話し合いの場として７回行っている。記録はメモをしているが、誰がいつ言ったかは残っているが、公にすることは考えていない。理解していただいているとは思っていません。これから丁寧な説明をしていく必要がある」と答えた。
採決を取り、保険年金課５件、ひと・くらし支援課１件、障害福祉課２件、子育て支援課４件、社会教育課２件は、全会一致で可決・承認すべきものとした。スポーツ健康課１件については異議があり、賛成多数で可決・承認すべきものとした。
総務企画消防委員会（手束貴裕委員長、９人）は７件、観光建設水道委員会（市原隆生委員長、７人）は１２件をそれぞれ審査した。
各委員会報告は１５日に行われる。