聖火が別府にやって来た!

多くの人が訪れて聖火を見たり一緒に撮影して楽しんだ
展示されている聖火

 来年に延期となった東京2020オリンピック聖火リレーの聖火が4日から大分県内で巡回展を開催している。5日午前10時から、別府市のべっぷアリーナで公開され、朝早くから多くの市民が一目聖火を見ようと集まった。
 展示台に飾られた聖火の横には、リレーの際に使うトーチも飾られた。訪れた人たちは新型コロナウイルス感染予防のため、ソーシャルディスタンスを取りながら、1組ずつ聖火の前に行き、写真を撮ったり、市職員がカメラを預かって聖火と一緒に記念写真を撮るなどして楽しんだ。
 杵築市から来たという岩﨑愛子さん(39)は「遠い国から来た聖火だと思うと、一生に一度の経験で、うれしい」。娘の晴音さん(11)は「思ったより小さかった」。息子の暁音さん(8)は「よく燃え尽きないなと思う」とそれぞれ話した。
 また、広場ではゴールテープを切る写真が撮れるスポットやトーチと一緒に記念撮影が出来るブースなどがあり、訪れた人たちはオリンピックを身近に感じている様子だった。
 聖火は6日に竹田市体育センター、7日に大分市の祝祭の広場、8日に県総合文化センターアトリウムプラザで展示される。九州では、大分県と福岡県のみで開催されている。

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