９日にかけて雪に注意

　大分地方気象台は７日、暴風雪と高波及び大雪に関する気象情報を発表した。
　低気圧が７日、急速に発達しながら日本海から北日本へ進む。８日朝には千島近海に達する。９日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込み。
　九州北部地方では、上空約１５００㍍に平年よりおよそ１０度低い、氷点下１２度以下の強い寒気が流れ込む。
　大分県は７日朝から９日にかけて、平地、山地ともに大雪となる見込み。雪が同じ所で降り続いたとき、警報級の大雪となる可能性がある。また、北部の沿岸の海域では７日夕方にかけて、雪を伴った西または北西の風が非常に強く、大分県の沿岸の海域では波が高くなる。
　７日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は▽中部海上＝１８㍍（３０㍍）▽北部海上＝２０㍍（３０㍍）▽南部海上＝１８㍍（３０㍍）▽陸上＝１５㍍（３０㍍）と予想している。
　雪の予想は、７日午前６時から８日午前６時に予想される２４時間降雪量は多いところで山地（標高２００㍍を超える地域）で１０㌢、平地で５㌢。８日午前６時から９日午前６時までに予想される２４時間降雪量は多いところで山地１０㌢から２０㌢、平地で５㌢から１０㌢。９日午前６時から１０日午前６時までに予想される２４時間降雪量は多いところで山地５㌢から１０㌢、平地で１㌢から５㌢。
　大分地方気象台は「雪を伴った暴風、高波に警戒を。降雪や路面凍結による交通障害、風雪による視程障害、農作物や農業施設の管理などに注意、警戒して下さい。また、低温による水道管の凍結に注意して下さい」と呼びかけている。