(株)別大警備保障会長の神田剛さん(78)=明豊会名誉会長=が御自身の年齢と同じ数の硬式ボール78球を16日午後1時30分、実相寺の明豊グラウンドで明豊高校野球部に寄贈した。野球部を甲子園の「常連」に育て上げようと、毎年恒例の事業としている。
寄贈式では、神田さんが「新型コロナウイルスに十分注意して、万全の態勢で頑張って下さい。我々、同窓会としても皆さんのバックアップできるよう頑張ります。皆さんの健闘と健康を祈っています。頑張って下さい」とあいさつ。
神田さんから硬式ボールを受け取った幸修也主将=2年=は「選抜に選ばれれば、甲子園で日本一を目指して頑張ります。ボールは大切に使います。ありがとうございました」と決意を述べた。
川崎絢平監督は「この硬式ボールの寄贈は、本当に嬉しい。いろいろな練習をする中で、一番必要なものがボール。投球練習、バッティング、ノックを色んな場面で使うため、消費が激しい」と語った。
明豊高校野球部は昨年の秋季大分大会で優勝、秋季九州大会で4強まで進んでおり、第93回選抜高校野球大会の九州の出場枠は「4」のため、出場は有力となっている。