大学入学共通テスト始まる

大学受験のスタートとなる共通テストが始まる=けさ、別府大学

 「令和3年度大学入学共通テスト」が16日から、全国866会場で一斉に始まった。17日まで。30、31日は新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者や16、17日に実施した試験の追試験を受験する者を対象としている。全国の志願者は53万5245人で、前年と比べ2万2454人減。
 大分県内は、大分大学、県立看護科学大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学の5会場でセンター試験が行われ、3582人(対前年比234人減)が志願している。
 別府大学会場では、400人が受験。控室から教室に移動した受験者は目をつぶり集中したり、心を落ち着かせようとする姿が見られた。試験開始のチャイムが鳴ると、受験生らは一斉に問題を解き始め、室内には問題を解く鉛筆の音だけが大きく響いた。
 また今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、入室時に手指消毒、マスク着用、換気のために窓を開けるなどを行った。
 16、30日は地理歴史・公民、国語、外国語(英語のみリスニングあり)。17、31日は、理科①、数学①、数学②、理科②の順番で行われる。

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