大分県と大分市は4月30日、469件のPCR検査等を行い、大分市、別府市、日田市、杵築市、由布市、日出町、県外の10歳未満から80歳以上の男女55人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は1855人となった。
感染経路が不明な人が15人おり、家庭内感染も14人と多い。職場10件、カラオケと知人の感染が各5人、施設内2人、医療機関、飲食店利用、会食、県外での感染が各1人となっている。
別府市は8人。70代無職女性、20代無職女性は家族の感染が分かっており、20代飲食店従業員の女性は職場、60代女性パート従業員と70代無職女性はカラオケによる感染とみられている。70代女性パート従業員は医療機関での感染と思われる。60代男性会社員は25日から、60代無職男性は28日から症状が出ているが、感染経路は分かっていない。
大分市は30人、日田市は10人、杵築市、由布市、日出町は各2人、県外は1人なっている。
また、県は不特定多数の人が利用する店で新規感染者が分かったことから、利用者に連絡をするように呼びかけている。対象は、日田市のスナッククリスタルを4月10日から18日の間に利用した人(問い合わせ 大分県西部保健所、電話0973・23・3133)。大分市のクラブアザロを4月22日から26日の間に利用した人(問い合わせ 大分市保健所、電話097・536・2222)。