別府市は4月30日、直近1週間(23~29日)の新型コロナウイルスの感染状況を、大分県の発表を基にまとめた。
1週間の新規感染者は33人で、うち39・4%の13人が感染経路が不明となっている。年代別では、70代8人、40代6人、50代と80歳以上各4人、10代、30代、60代が各3人、20代が2人。これまで、比較的若い世代の感染が多かったが、市内のカラオケ喫茶でクラスター(集団感染)が発生するなどして、高齢者の感染が増えている。
4月に入ってからの感染者(29日現在)は54人で、昨年12月に次ぐ多さとなっている。緊急事態宣言を行っている地域はもちろんのこと、それ以外の地域でも、不要不急の県を越えた往来の自粛、「新しい生活様式」の実践を強く意識し、ゴールデンウィーク中も感染予防対策をしっかりして感染拡大防止を呼びかけている。