大分県と大分市は15日に1937件、16日に578件のPCR検査等を行い、2日間合わせて大分、別府、宇佐、中津、佐伯、竹田、津久見、豊後大野、豊後高田、由布、日田、杵築の各市、日出、玖珠、九重の各町、県外の10歳未満から80歳以上の男女120人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。15日は62人、16日は58人。県内の感染者は2888人で、死者も1人増えて34人となった。
由布市の2つの小学校で起きたクラスター(集団感染)は、すべての児童、教職員の検査が終了し、新たな感染者はいなかった。
2日間合わせて、感染経路は不明が43人と最も多く、家族30人、施設18人、知人14人、職場13人、医療機関と飲食店利用が各1人となっており、身近なところで感染するケースも多くあるため、家庭や職場でも感染予防対策の徹底が必要となっている。
別府市では10代から80歳以上の男女12人が感染。市内の老人福祉施設でクラスターが発生している。感染経路別では、施設が8人、不明が4人。
その他、市町村別の2日間の感染者は、大分市69人、日田市9人、佐伯市7人、玖珠町4人、由布市と宇佐市が各3人、中津市、豊後高田市、杵築市、日出町が各2人、竹田市、津久見市、豊後大野市、九重町と県外が各1人となっている。