別府市教育委員会は、新学校給食共同調理場整備事業について、和田・幸・大建・大有・日本調理機建設工事共同企業体が落札したと発表した。
入札には3つの共同企業体が参加し、加点審査70点、価格審査30点の合計100点で審査を行った結果、86・52点で5社による共同企業体に決定した。
加点審査は▽建築計画に関する提案=施設計画の基本方針が理解出来た内容か、配置計画や外部の動線、周辺交通、環境及び景観への配慮がされているか。ゾーンニング計画、アレルギー食対応、食育推進など▽衛生管理、調理の機能性に関する提案=学校給食衛生管理基準に適合しているか、地産地消への取り組みの工夫。労働環境の快適性と安全など▽維持管理容易性・ランニングコスト低減に関する提案▽施工管理・工程管理、安全管理▽開業準備支援事業に関する提案▽事業実施計画に関する提案ーを審査した。落札価格は、33億1千万円(税抜き)。
今後は、客観的評価結果を公表し、仮契約を締結。6月の別府市議会定例会に上程して議決が得られれば、本契約を結ぶ予定。