72日ぶりに感染者「ゼロ」

 大分県と大分市は7日、75人のPCR等検査を実施し、陽性は0人だった。1日の新規感染者数がゼロ人になるのは、3月25日以来、75日ぶり。
 これまでに延べ15万1281人に検査を実施し、陰性は14万7842人、陽性は3439人で、うち3196人がすでに退院をしている。死者は55人。
 県内の新型コロナの感染状況は徐々に落ち着きを取り戻りしているように見えるが、引き続き、会話する時にはマスクをする、手指の消毒をしっかりするなど、感染予防対策をしっかり続けることが重要となる。

長野市長「段階的に緩和」

 長野恭紘別府は7日、定例記者会見の中で新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることについて、13日にまで市独自で実施している「一段強めの感染予防対策」について、段階的に緩和をしていく考えを示した。
 長野市長は「市民や多くの人が協力してくれたおかげで、感染状況は落ち着いている。大事なことは、一気に緩和を広げるとまたひどくなるということ。緩める時が一番難しい。県の発表の状況によって、どこまで緩められるか検討したい」と話した。