一般社団法人別府市観光協会(会長、長野恭紘別府市長)は令和3年度第1回定時理事会を10日午前10時、ビーコンプラザで開催し、23人が出席し、8人がウェブで出席した。
長野会長が「観光やサービス業の最前線、医療や福祉と大変苦労しながら、日々運用していると思います。観光客の動態は厳しい状況にあります。世界中が動き出していない現状を、皆さんと認識を共有していると思います」
「別府市では、ワクチン接種の態勢が本格的にかたまってきました。数日前から集団接種が始まりました。遅くても11月末に終わるという予定が前倒しになると思う。7月末までに65歳以上のワクチン接種を終える。蔓延するようなことがあったときのために、PCRセンターや抗原検査センターを6月20日前後で調整して、準備するようになっています」
「今考えられる万全の態勢で、この夏を乗り切ることを皆さんと一緒に一致団結してやっていく。観光の問題についても、私なりに役目を果たしていきたいと思う。一緒の方向を向いて別府観光を進めていくという態勢を築くために、会長として努力していく」とあいさつした。
理事会では、定時総会の議案となる令和2年度事業報告及び決算報告、理事の辞任に伴う後任者の選任、定款の改正及び規程の制定を全員賛成した。定時総会は29日午後3時、ビーコンプラザ国際会議室で開催することを決めた。また、総会時に講演会及び懇親会を開催していたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、行わない。