大分県と大分市は11日、1119件のPCR検査等を行い、大分、別府、佐伯、宇佐、中津の各市の20代から80歳以上の男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、入院中の80歳以上の患者が死亡した。県内の感染者は計3460人、死者は計59人となった。病床使用率は12・5%となり、「ステージ3」から「2」となった。
別府市は1人で、40代男性会社員。家族の感染が分かっている。大分市は2人で、50代男性の市職員は職場で、30代男性会社員は知人の感染が確認されている。
佐伯市も2人で、60代無職男性と80歳以上無職女性。それぞれ、家族が感染をしているため、家庭内感染とみられる。宇佐市は20代無職女性で、家族が先に感染をした。中津市は50代女性医療スタッフ1人で、感染経路は分かっていない。5月28日から風邪症状があったが、勤務をしていたため、県では接触者の調査を行う。