８月６日に九州では初めて、別府競輪場で開催される「バンクリーグ２０２１ラウンド１大分ステージ」の関係者が１２日午後１時半、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
市役所を訪れたのは、三浦由紀大分市自転車競技連盟会長（おおいたスポーツマネジメント代表）、井上徹大分県自転車競技連盟事務局長、地元チームスパークルおおいたレーシングチームの黒枝美樹監督兼ＧＭら５人。
黒枝監督が「地域密着型の６チームが総当たりで優勝を争います。スポーツとして見ることができる新たなサイクルレースで、２０１９年から開かれています。エンターテイメントとして楽しめる。ロードレースファンは多く、大分はスプリンターが多いので、活躍できると思う」と説明。
長野市長は「競輪場を使ってもらえるのは、ありがたい。既存のファンだけではなく、新しい人にいかに競輪場に来てもらうかに取り組んでいます。新しいファンが獲得できるかもしれない」と話した。
バンクリーグは、日本初のトラックレース対抗戦で、１チーム３～４人で構成。ロードレースを行うチームが、競輪場を使って行うレース。ルールは、バンクリーグのために考案された３ポイントゲームで、同時に２チームがバンクを走り、スタートから２周目まではポイントはつかない。３周目以降の奇数周にスタートラインをトップで通過したチームがポイントを獲得し、３点先取したチームが勝利となる。１レースで１人の選手が獲得できるポイントは２点。主催は、一般社団法人ジャパンサイクルリーグ、ＯＩＴＡサイクリングフェス実行委員会、一般社団法人おおいたスポーツマネジメント。
午後５時に会場がオープンし、第１レースは午後６時開始の予定。出場チームは、スパークルおおいたレーシングチームをはじめ、宇都宮ブリッツェン、チームＵＫＹＯ ＳＡＧＡＭＩＨＡＲＡ、ＫＩＮＡＮサイクリングチーム、ヴィクトワール広島、ＶＣ福岡の６チーム。
走行体験もできるイベントも予定（事前申し込み）されているが、新型コロナウイルスの感染予防対策のため、選手とハイタッチは出来ない。チケットは、走行体験付きバンク内チケットが大人８８００円、子ども４４００円、バンク内チケットは、大人７７００円、子ども３８５０円。ＪＣＬホームページ内のバンクリーグページ（https://jcleague.jp/bankleague/）で販売中。今年は３ステージ行われる予定で、大分ステージはそのトップを切って行われる。