別府市鉄輪の株式会社風月が湯快リゾートと資本業務提携をして6日、ホテル風月がグランドオープンするのを前に4日、内覧会を行った。
ホテル風月は、九州横断道路沿いにあり、昭和38年に開業した老舗ホテル。別府の特産の竹を大浴場へのアーチや柱の模様としてさりげなく使い、フロント前では、「足砂湯」が出迎えてくれる。
最上階にある露天風呂は水着で入浴。目の前に広がる別府湾の絶景が楽しむことが出来る。温泉に入らなくても、景色を楽しむことも出来る。1階には、大浴場があり、密を避けるために、30分ごとに人数制限を行う。
今回大きくリニューアルしたのは、2階部分の宴会場として使用していた部屋。子どもたちが思いっきり遊べるキッズスペースに。走り回れる広さに遊具もある。奥には、卓球台やマッサージ機、マンガコーナーもあり、リラックスして過ごせるスペースになった。
レストランでは、豊後牛をローストビーフ握りで提供している他、市場直送の海鮮を寿司やお造りなどしている。また、エビ、トウモロコシ、肉などを温泉蒸篭蒸しにするなど別府らしさも盛り込んだ。
客室は、洋室の他にも、昔ながらの畳でリラックスできる和室もあり、大きな窓から景色を楽しめるようになっている。料金は、1室4人以上利用で1泊2食付で1人1万480円(税抜き)から。ホテルには立ち寄り湯「夢たまて筥」、売店の「里の駅かんなわ」も併設されている。
甲斐賢一風月会長は「コロナ禍もあり、これから先のことを考えた時、個人型も大切。湯快リゾートは300万人ぐらいの会員もあり、話が合ったので、提携することにした。リニューアル内容には満足している」と話した。
予約はホームページや電話0570・048・930で。