新型コロナウイルスの感染拡大の中で、全国の学校では夏休みを延長する自治体もあるが、別府市教育委員会は、予定通り9月1日に始業式を行う考えを定例会見の中で示した。
寺岡悌二教育長は「10代、20代の感染拡大を大変深刻に考えている。学校と家庭が協力をして健康カードでの健康状況の把握や、検査キットがあれば配布して安全な形で始業式が出来ればと思う。今までやってきたものを再チェックしていく」とした。
長野恭紘別府市長は「子どもの安全安心に関しては、基本的なところは変わらないので、換気をさらにしっかりやる。抗原検査キットなども有効に活用して、できれば9月1日スタート前に家庭に協力いただいて検査したり、少しでも体調が悪い時には休むことも必要。学校の中でも定期的に検査出来る状況ができることも必要かなと思う」と話した。