別府市は10日午後4時、ツーリズム別府大使にDJ・タレントなどで活躍するマーク・パンサーさん(51)を委嘱した。38人目。
マーク・パンサーさんはフランス・マルセイユ出身で、1995年から音楽ユニット「globe(グローブ)」のメンバーとして活躍。多くのメガヒットシングルをリリースした。現在は、京都造形芸術大学で音楽論客員教授を務め、小・中・高校生向けのDJ・モデルスクールをプロデュースするなど活躍している。
趣味であるムエタイの練習のために、別府にも多く通い、別府市に本店を構える総合格闘技ジム「BRAVELY GYM」の主催する試合「KODOー魂動ー」にも出演。温泉も好きで、SNSで別府の魅力を発信していることから、大使に委嘱されることになった。
マーク・パンサーさんはオンラインで出席。すでに委嘱状と記念品の竹細工の名刺入れと大使の名刺を送っている。長野市長が委嘱状を読み上げて「コロナ禍で暗いニュースばかりで、訪れる人へおもてなしも出来ない状況におかれていますが、気持ちは前を向いています。宣伝や広報にご協力いただきたい」とあいさつし、コロナ収束後の観光の回復に向けて、今から別府の良いところを広めてもらいたい思いを伝えた。
マーク・パンサーさんは「名刺を持つのは初めて」と笑顔を見せて「すごいことで、驚いています。大分県はglobeのKEIKOの故郷なので、しょっちゅう行っていました。温泉が大好き。別府の良さ、素晴らしさを回りのみんなに宣伝したい」と話した。