大分県と大分市は5日、1498件のPCR検査等を行い、大分市と別府市の10歳未満から60代の男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計8130人となった。
別府市の感染者は50代の男性会社員1人で、知人の感染が確認されている。大分市の感染者は、60代パート従業員の男性、10代の女子生徒2人、10歳未満の男児、50代の男性会社経営者の5人。感染経路は、知人2人、不明、施設、会食が各1人だった。
感染状況を示すステージは、全体では「2」だが、病床使用率は9%、人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は4・58人となり、いずれも「ステージ1」のレベルとなっている。これで、4つの指標のうち、3つが「ステージ1」となった。
しかし、減少してはいるものの、連日感染者が確認されている別府市は5日、ホームページで感染予防対策の徹底を市民に呼びかけた。