別府市日中友好協会(浜田博会長)は6日午前10時、別府市と友好都市提携20周年記念に中国・山東省烟台市から贈られた「八仙人彫刻像」(幅2・2㍍、高さ1・7㍍、重さ10㌧)の清掃活動を行った。約10人が参加。
「八仙人」は、中国で広く伝わっている男性7人、女性1人の計8人の仙人のこと。悪人を懲らしめ、貧しい人を助けると言われ、多くの伝説が伝わっている。日本でいう「七福神」のようなものだという。鉄輪地獄地帯公園・十万公園に設置されている。
毎年、会員が清掃活動を行っている。高圧洗浄機で汚れを落すと、布でていねいに拭いていった。また、隣接する中国の詩人・郭沫若の記念碑や周辺の清掃も行った。
通りかかった観光客らも像の案内板を見て、由来を知るなど興味深そうだった。案内板には、日本語だけでなく、中国語、英語などで案内を見ることができるQRコードもついており、より多くの人に知ってらもらえるようになった。