地獄の夜祭ベップヘルズナイト

ライトアップされ浮き上がる白池地獄
珍しい生き物たちを展示

 一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKは、夜の観光コンテンツとして、地獄めぐりを舞台とした「地獄の夜祭ベップヘルズナイト」を10日からスタートさせた。10月20日まで。
 夏休みは9、10月にラグビーワールドカップなどが開催されることから、夜も楽しめる観光を創出するのが目的。地獄めぐりでは、これまで、海地獄が夏季限定の夜間営業をしたりプロジェクションマッピングなどをを行ってきた。
 白池地獄では、午後6時から10時までの営業で、白池のライトアップと地獄の生き物展を開催。入館料は、大人900円、高校生以下500円、未就学児は無料。昼間チケットを購入して来館した人の再入場は大人500円、高校生以下300円。海地獄は「夜の海地獄2019」を開催する。営業時間は、午後7時から10時で、入館料は大人900円、高校生以下600円、未就学児は無料。再入場は400円。
 かまど地獄は10日から9月10日、9月20日から10月20日の毎週土曜日に、営業時間を午後8時まで延長する。入館料は、大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円。共通観覧券も利用できる。
 また、白池地獄北側駐車場と旧金龍地獄駐車場で「地獄夜祭屋台」が10日から9月10日、9月20日から10月20日の午後6時から10時まで出店。地元の商店街とも協力して、回遊性を持たせたい考え。
 今回のイベントは、消費機会の拡大に向けて、今後注力すべき領域を新たに設けて、訪日外国人旅行消費額の増加や地方誘客に向けた「最先端観光コンテンツ・インキュベーター事業におけるモデル事業」に選定されている。
 さらに、期間中は、夜間営業の有効性についての効果検証を行う「大分県ナイトタイムエコノミー活性化事業」として、由布院~JR別府駅、別府駅~鉄輪の間のツアーバスを1日から運行している。期間は31日までと9月20日から10月20日まで。由布院~別府の出発は午後5時半と8時15分。大人千円、小学生以下500円。別府~鉄輪は午後7時出発で、大人500円、小学生以下250円。
 9日午後7時半からは白池地獄でモニターツアーも行われた。色とりどりにライトアップされた園内と日本では珍しい虫類などを見学した。問い合わせはビービズリンク(info@b-bizlink.or.jp)へ。

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