中学生がAPUで留学体験

3日間の留学体験を前に開会式に臨む中学生たち

 別府市教育委員会は、グローバル人材育成推進事業として、中学生を対象とした英語でアクティビティに挑戦する「中学生大学キャンパス体験留学」を21日から23日まで、立命館アジア太平洋大学(APU)で実施した。中学生27人が参加。
 社会がグローバル化する中、国際社会で活躍して国際観光温泉文化都市を支える人材の育成を目指した取り組み。留学生と一緒に生活することで、積極的に英語を使う意欲を高めて、コミュニケーション能力の向上を図り、多様な文化や価値観を持つ人たちと協働する気持ちを育むのが目的。
 別府市外国語指導助手(ALT)やAPUのベトナムやパキスタンなどからの留学生10人も参加した。
 21日午前9時から開会式があり、寺岡悌二教育長が「初めて、APUでこのような体験会を開催しました。3日間、英語を使いながら生活をすることになりますが、恥ずかしがらず英語をしゃべり、楽しんでほしい。他の国の文化や歴史、考え方を学びながら交流してほしい」とあいさつ。
 それぞれ英語で自己紹介などをした。その後、キャンパスツアーでAPUを探索したり、身近なことを英語で話したり、ゲームを通じて親交を深めた。2日目、3日目ともに英語でスピーチ発表をしたり、別府市英語版コマーシャルプロジェクトとして、英語で別府市をPRする発表をしたりして3日間、英語漬けの毎日を過ごし、言語スキルを上げるとともに、コミュニケーション能力も高めた。

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